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不思議な世界
「哀果ってのはどいつだ。」
亀裂から出て来た奴は哀果を探していた。快斗は抱き支えている哀果を力一杯抱いた。
「誰か質問に答えろ。」
奴は答えろと言ったが皆は驚きの余り声が出せなかった。
それに、哀果はまだ気を失ったままだ。
「答えろって言ったのがわからねーか。」
奴はイライラし初めていた。
<16/11/13 23:03 魔界の者> 編集
哀果は目を覚ます。
「哀果は、私です。ハァ」
かすれた声に疲れきっている体で魔界の者に返事を返す。
魔界の者は哀果を見下ろしていた。
「貴様が選ばれし者かっ。そのようには見えぬな。まあぁ良い。我は名は、ゼフ」
魔界の者はゼフと名乗りをあげた。
「主の命により貴様を魔界へ連れて行く。」
哀果は目を閉じコクリと頷く。皆の顔が驚きで満ち溢れた。
「あ、い、か。なに言って...」
その場にいた皆は哀果の方は見た。
<16/11/14 16:54 返事> 編集
「わからないんです。自分が。だから、行かなくては。」
哀果はそう言って快斗の腕を自分からどかした。
ふらふらの足で立ち上がろうとする哀果を横から支えた人がいた。
「ゼフっていったって、哀果ちゃん連れてくなら俺達も連れてってよ。」
笑ってそう言ったのは雅弘だった。
「どちらでも良い。」
ゼフは素っ気ない態度で返事をする。そして、目の前は真っ暗になった。

気が付くとそこは空の上だった。
「何があったんだっけ?」
哀果は冷静に物事を考える。
「冷静に考えるな〜。この、状況をどうにかして〜。」
あわてて言ったのは音羽だった。
<16/11/15 23:36 魔界へGo> 編集
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まろやか投稿小説 Ver1.53c