2年4組
「たまたま唯がそこにいたから、水がクッションになって、壮一には怪我ひとつなかった。
けれど。
壮一は心に深い傷を負っていたの。
そして…私が記憶を置き換えたからといって、
その事がまた起こらない訳じゃない。
…また起こるかもしれない。
……私は、それが怖くて……
もうあんな壮一なんて見たくない。
私は、壮一には幸せになって貰いたいの……!」
紗英は、泣き出してしまった……
「…ねぇ。ひとつ聞きたいんだけどさ。」
私は紗英に問いかけた。
「私が壮一にしちゃったことって何なの……?」
けれど。
壮一は心に深い傷を負っていたの。
そして…私が記憶を置き換えたからといって、
その事がまた起こらない訳じゃない。
…また起こるかもしれない。
……私は、それが怖くて……
もうあんな壮一なんて見たくない。
私は、壮一には幸せになって貰いたいの……!」
紗英は、泣き出してしまった……
「…ねぇ。ひとつ聞きたいんだけどさ。」
私は紗英に問いかけた。
「私が壮一にしちゃったことって何なの……?」
「優香は壮一の事好き??」
聞いたのは私なのに質問が返ってきた。
「もちろんだよ!!だって壮一は大事だもん!!」
「それは恋愛の方じゃないんでしょ??」
黙る・・・。
私にもそりゃあ初恋の人がいる。
その人は大切で今も気持ちは変わらない。
忘れられないんだ・・・。
つい首を縦に動かしてしまった。
「だからだよ・・・。
壮一の気持ちに答えられないのにむやみに近づかないでよ!」
そして紗英は逃げてしまった。
そして朝がきた・・・。
聞いたのは私なのに質問が返ってきた。
「もちろんだよ!!だって壮一は大事だもん!!」
「それは恋愛の方じゃないんでしょ??」
黙る・・・。
私にもそりゃあ初恋の人がいる。
その人は大切で今も気持ちは変わらない。
忘れられないんだ・・・。
つい首を縦に動かしてしまった。
「だからだよ・・・。
壮一の気持ちに答えられないのにむやみに近づかないでよ!」
そして紗英は逃げてしまった。
そして朝がきた・・・。
これは夢だよね…?
現実じゃないよね…?
目覚めた私は、なぜか涙目になっていた。
この夢は、実はただの夢なんかじゃなくて…
…考えたくないよ…
こんなことって…ない…
前のページ 次のページ
現実じゃないよね…?
目覚めた私は、なぜか涙目になっていた。
この夢は、実はただの夢なんかじゃなくて…
…考えたくないよ…
こんなことって…ない…