連載小説
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○入学式



よかったぁ!!
時間余裕に学校についたあたしたち。


「涼香ーー!!!おっはよおお!
 うわーなんか高校も涼香と一緒とかもううけるわww」


ついてすぐに声かけてきたのは

小学校からの友達

浅野 愛奈 (あさの まな)


「おはよっ!!なによーw高校もあたしと一緒で嬉しいでしょ?ww」



愛奈は明るい茶色の少しウェーブがかかった
肩より少し長めの髪の毛。

ぱっちりした目。
すこし身長が小さくて

さっぱりした性格で
誰とでも仲良くできる子。



「ほら涼香、ぼーっとしてないでクラスのやつ見よ!」


「あ、ちょ待ってよー!」




そうしてあたしたちは

玄関に貼ってあるクラス替えの紙を見た。


あ、全部で4クラスもあるんだぁ。
中学の時より1クラス多い。


んーっとあたしの名前はー…



「あった!!って涼香と一緒じゃん!!ww」


愛奈が指したところ見ると、、

あ、ほんとだ


「C組だね!てか愛奈と同じクラスになるの中1ぶりぐらいじゃない?w」

「たしかにwそれよりさ見て!」

「ん?なになに?…あw愛奈1番とられたねww」

そう愛奈は名字が浅野だから小学校の時から
出席番号が常に1番だった。


1番になるの嫌がってたくせに。。w


「だれこの青井ってやつwwよくもあたしの1番を取りやがってーー!w」


そんな話しながら
あたしたちは校舎に入って
入学式が行われる体育館に行った。


おお、もうみんなたくさん集まってる。

あたしはC組だからー…
ここか!

指定された場所に座って

入学式が始まるのを待つ。



それからもまだたくさん人が入ってきて


みんな時間内に間に合ったらしい。


そろそろ始まるかなって思ってたら

始まった。



「えー、こんにちは。みなさんそろったようなので入学式を始めます」



それから校長先生の話、PTA会長の話、
いろんな人の話を聞いて
担任紹介も終わった。


あー、疲れたな、、



「以上で入学式を終わります。生徒は各教室に戻って担任の指示に従ってください。」


やっと終わったぁああ、

長かったなー、


みんな体育館からぞろぞろでていく。




あたしも戻るか。


愛奈を見つけて一緒に教室に戻った。




愛奈は2番だから
窓側の前から2番目らしい。

あたしはというと…


お!ラッキー♪


廊下側から3列目の一番後ろだっ!!


そうして自分の席について
担任が来るのを待つ。

てゆーかあたしの席の周り男子しかいないし。w



女子いないとか悲しいー…




そんなこと考えてると

教室のドアが開いて先生が入ってきた。



「よーしみんな!今日からC組の担任する菊池だ!よろしくなっ」


若い男のきさくな先生だった。

怖い先生じゃなくてよかったー。



それからいろいろ配布されて

その日は終わった。


親は先に帰ったから、

今日は愛奈と一緒に帰ろーっと




「愛奈ー、一緒に帰ろ!」

「うん!わかった!じゃーねみんなっ!」


愛奈はさっそく近くの女子と仲良くなったみたい。
さすがだw
明日にでもあたしも紹介してもらおーっと♪


そうして教室でて玄関に行った。

「あー疲れたねー」

そう言って伸びをした愛奈。


「うん疲れたー!なんか話とか長いもんねw」

「そーれーなーww」


今日あったこと話しながら
帰って愛奈と途中で別れて
家に入った。


「ただいまー!」

「あら。お帰り!どうだったー?」

帰ってくるなりお母さんに質問された。

「疲れたけど、まぁ楽しくなりそう!!」

「よかったじゃない!」


少しお母さんと話してから


あたしは自分の部屋に戻った




そういえばあの学校

結構派手目な人が多いなー

化粧とかしてるひともいるし

スカートとか短かったし

ゆるいのかな?

あたしも明日からそーしてこっかなー



なんて考えてベットにダイブして
スマホに電源つけた。

一応今日は学校でケータイ電源切って
ださないよーにしてたんだけど

ケータイも普通にいじっていいらしい



ちなみにあたしはスマホ。

入学祝いに少し早いけど中3の冬に買ってもらったんだ♪



スマホ開くと

相変わらずたくさんのLINEがきてた。



14/06/29 17:22更新 / さーや
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