連載小説
[TOP][目次]
悲劇
「京香〜次移動だよー」

「知ってるわよ、行こっか?」

「うん!翼〜宏太〜行くよ〜」

「「おう」」

side...京香

あの放課後以来梨桜の様子が変だ。
なんてゆんだろ。
いつも元気なんだけど、ふと見せる表情が辛そうに見える。

お願い。梨桜。
私は親友だよ?なんでも相談してよ...。


side...梨桜
「は〜やっと終わった〜」

「梨桜はあの先生の授業苦手だもんな笑」

「うん。そーなんだよねー。第一あの先生嫌い笑」

「梨桜。そーゆうこと言わないの笑」

「京香お前そう言いつつ笑ってるよな?」

「うるさいよ?宏太?」

「ごめんなさい....m(_ _)m」

「お前本当に京香にだけは頭あがんねーよな笑」

「つーばーさー❤️」

「うゎ!!きもいわ!来んな!!俺に抱きついていいのは梨桜だけだー!!うわーーーー!!!くんな!!くんな!!梨桜!助けろ!!」

「「あははははははははははは!!」」

「京香、梨桜覚えとけ!!!!!!」

「はいはい。ほら宏太階段だから危ないから抱きつくのは廊下だけにして。」


この時、どうして後ろから近ずいてくる影にきずかなかったんだろう。
どうして...どうして...


side...翼
「は〜宏太のせいで無駄に体力使っちゃったじゃん」

「俺のせい!!?」

「「「うん」」」

「ひどい!!(T ^ T)」

「はいはい」

「ねぇー!みんなにねっ、(ドンっ!)」

...え?り、お?

気付いた時にはもう梨桜は頭から落ちていった。

「梨桜ーーーーーー!!!」

「梨桜!ねぇ!目開けて!梨桜!!」

「京香落ち着け!!」

「おちつけるわけないでしょ!!??佐山!!!お前!!」

梨桜?なんでめぇさまさねーんだよ!

俺はそっからの記憶は全くない。
ただ一つ覚えてんのは、京香が佐山を殴ろうとしてる瞬間だけはしっかりと覚えてた。
15/08/26 13:54更新 / 椿
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次 | メール登録

まろやか投稿小説 Ver1.53c