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2年4組
沈黙が続いた。
やっぱり気まずいよ〜><

「あ、あのぉ・・・。
 答えづらかったらいい・・・よ??」

「いや、あのな・・・。
 お前は特別な存在だから。」

「は・・・・??」

「ただそれだけだから。
 じゃ!!」

「え、ちょっと待って。」

そのまま去ってしまった。

ど、どぉいう意味〜〜〜〜><

全然もやもやが消えないよ〜。
<13/10/15 19:23 爽やかな歌> 編集
考えていると
急に目の前が真っ赤になった。
あ、やばい。
見えてしまう、壮一の心が
急いで目を塞いだ

でも・・・
流れ込んできた、壮一の心の映像が・・・
でも・・・
テレビが壊れたみたいな音しかしない。

どういう事??

「優香。少しだけ良い??」

「紗英・・・。」

屋上に呼ばれた・・・。
<13/10/25 18:00 爽やかな歌> 編集
私は学校の屋上に着いた。
…何ヵ月ぶりかな?ここに来るのは。
風が気持ちいいな……


「優香…。」
紗英に声をかけられて、私は後ろを振り返る。
「紗英…?」

暫しの沈黙。

「……で、なんで屋上に?」
私は紗英に訊いた。

「訊きたいことと、言いたいことがあったから。…まず……」

紗英は一呼吸おいて、そして言った。


「優香は…壮一のこと、好きなの??」

「え……」
そんなこと、急に聞かれても。

…私は、壮一のこと、好きなのかな?
「嫌いじゃ、ないけど…」
「そんなこと聞いてるんじゃないよ」

「…そんなこと…急に訊かれてもわかんないよっ…」
そうだよ。分かんないんだ。
自分の気持ちは、なんかモヤモヤしてて…自分でもそんなのわかんないよ…

「……あのね。

…壮一には、あまり関わらないで欲しいんだ。」
紗英は言った。
「え……?」

「壮一には辛い過去がある。
それは壮一の幼馴染みの私しか知らない。壮一の記憶を置き換えて、それに関わった人達すべての記憶を置き換えたから。

もし何かの拍子でそれを思い出したら…壮一はどうなっちゃうの…?私はそれだけが心配で…

もしかしたら、優香の『心を読む』能力が、壮一の記憶を甦らせてしまうかも…それが心配なの。
だからお願い。

優香の能力は、優香自身はまだコントロールできない。だからこそお願い。

壮一の心を読まないで。
壮一に、関わらないで………。」
<13/11/11 18:38 雪苺> 編集
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