連載小説
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水沢 涼(みずさわりょう)
まだジョーダン抜きに暑いのに、もう学校が始まってしまった。(ウ〜眠い)

「アーがっこ行きたくなーい、にゃん太かわりにいってきてー」「わん!」

「ホント!行ってくれる!?イヤーにゃん太はいいこだね〜」

あたしは、にゃん太の首輪にかばんをかけてあげた。

「でも、なんか首が折れそうだね〜」

にゃん太はかばんを取ろうと、しきりにもがいている。

「アホだぁ、ふぅ」イクトがバカにした目であたしを見る。

「なーにバカな事してんの!にゃん太がかわいそうでしょ!2人とも早くしないと

遅刻だぞ」

「チェー」

おかあさんから追い出されて仕方なく家を出る、あたしなのでありました。

さあて、本題はこれから。

その、始業式の日、あたしたちのクラスに転校生が来た。

「今日からみんなの仲間になる水沢涼君です。みんな仲良くしてあげてね。」

「水沢涼です。よろしくお願いします」

(ふーん)

「エーっと、そうネ、席は鏡さんのとなりネ。」

「ヘっ、あ、ハ、ハイ」

(ふーんりょう君かぁ)

思わずちょっとワクワクしてしまう、ふうかなのでありました。
19/12/11 08:49更新 / 風香
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