連載小説
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私の家
戦争をしていた頃のお話し。


かぁさん、とぉさん

そして、にーちゃんが2人と

ねーちゃんが1人

妹と弟が2人ずつ

私は、8人いるなかの4人目。


兄1 ひろと
姉1 まや 
兄2 しんや
私  かおり
弟1 なお
弟2 えいじ
妹1 かな   
妹2 ゆうか

順番にしたら、こんな感じ。


お金がないのに、こんなたくさんいるから
私は、学校へ行ってない。


でも、兄2人ととーさんは軍人の練習?に行ってる。


なんか、よくわからないけど

私は家の事をしてる。


今は掃除中


「さおり!!もっとキレイにやって!!」

でました。
鬼ババア。

うるさいな。


どーせまた汚れるんだから

ある程度キレイにしとけば、いいじゃん。


いちいち、私に話しかけてくんな。


「さおりちゃん今怒られてた」


「あっちいけ」

かな、うざいよ。いちいち。

ほんとに、あっちいって。


ハァ…
本当にイヤ。



「さおり?」


「何?まやちゃん」


「あのね、これ」


「痛そう!!」

針が耳にかんつうしていた。


まやちゃんは、わりと好き。

優しいし、うるさくないから。


「ピアスだよ!見ててね」


耳から針を外して

ビーズを針につけた手作りのピアスを

耳にいれた。


「うわぁ〜」


「はしたないとか言われるけど、私はこういうの可愛いと思う」


「でも、痛そう…」


「あ…かーさんが呼んでる!いってくるね!」


「うん」


「…っと、さおり!これ、皆に秘密ね!」

それを言うと、走ってかーさんの所に行った。



まやちゃんの耳…痛そう。



「ん?」

私の服を引っ張るゆうか


まだ歩けないくらいちいさい

まだ、かわいい。


「どしたの?」


笑う。


かわいいなぁ。


「さおり!!掃除しなさい!!」

うっせーよ。

ゆうかみてんだろーが。



ゆうかを背中におぶって掃除をした。






「ただいまー」

あれ、もぅ帰ってきたの?

とーさんと兄が帰ってきた。


「じゃ、ご飯にしましょう」

かーさんの声

おぇ〜、聞きたくもない。


でも、ご飯は食べたい。



「いただきます!」

今日は、おかゆとつくし

春だからね〜♪


はぁ、美味しい!

水を苦しいほど飲んで、おなかいっぱい!!


いつか、おかゆじゃなくて

白ごはんをお腹いっぱい食べたい。


私が大きくなったら、絶対食べるんだ。


「さおり」

歯磨きをしている私に

しんやにぃが声をかけてきた。


「何?」


「いや、暇なけきたんよ」


「私暇じゃないから」


「歯磨き?」


「うん。忙しいの」


「アホか」


しんやにぃが笑うから私も笑ってしまった


「なぁ、今日のつくしうまかったな」


「うん。春って感じするよね」


「…ホントに、春だな」


「え、うん」


「あのさ、俺が結婚したら白ご飯お腹いっぱい食わせちゃるよ」


「ほんと!?」


「約束したる」


「やったーー!!!しんやにぃ大好きー!!」


私はしんやにぃに抱きついた。


「普通ありがとうだろ」


頭を叩かれたけど

そんなことより


早いうちに食べれる!白ご飯が!!
15/03/20 00:26更新 / プラス
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■作者メッセージ
なっっが!!> <


あと、これは私の中の戦争です。

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