連載小説
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人間
パパが亡くなって
3ヵ月。

ママと2人でよりそっていた。


3日間、ご飯を食べていない。

ママが食べないから、私も食べない。

お腹は、減るけど、我慢する。


次の日


ママがいなくなった。

どこを探しても、いなかった。

きっと、私のために、ご飯を探しに行ってくれてると思った。

だから、私は、ママより、たくさん

ご飯を見つけようと、遠くまで行って

魚、木の実、果物

たくさん、抱えて、小屋に帰った。

ママは、まだ帰ってきてない。

寂しく、1人で待った。


あれから
2日…

ママは、まだ帰ってこない。

まだ、木の実は、残っている。

早く、ママに食べてもらいたい。

魚と果物は、私が食べちゃったよ。

ママが来ないから…

「お、いい宿あるじゃん!」

外から、声がする。

誰?
…隠れよう。

ママもパパもいないんじゃ
私は、何もできない。

「うわ、ボッローい」
「だなー」

熊?
じゃない…

なんだろう、この生物は…

「写真、撮ろ!記念だ!記念!」

いろんな、事を言うなぁ…
何を表しているのか、分からないや。

でも、興味深い、生き物…

「迷子記念日ー!」カシャッ

うわ、眩しい!
なんだ、アレ!!

「うわっ!うわぁぁあぁぁ!!」

「どうした?」

「見ろよ、コレ!」

「うわぁあぁあ!!」

逃げた…

眩しい光を放つ、物体を投げて…

私は、見てみる。

あ、私だ。

これが…写真?と言うのかな?

「ケ、ケータ、タタタタイ、…」

さっきの人が戻ってきて

奇声を発する。

でも、表情は、怯えきっていた。

私がこわいのか?

私より大きいのに、私が怖いの?

変なの〜

私は、物体を捨てて、外に出た。

すると、もぅ1人の人が私を見る。

「でっ、でた!おばっ、おばけっ!!」

また、奇声を発する。

うるさいから、私は
向こうに行った。

川へ魚を取りに。

川に映る自分を見る。

さっきの人と似ていることに気付く。

だから、さっきの人が出していた

奇声が出せると思った。

「う、うゎ、うぅぅわーーー」

で、でたーー!!!

「ケ、ケェ、イ、タァイ」

できる!!
もしかして

私は…

まさか…

さっきの人に会いたい。

もぅ1度!!


…アレ?
 
なんだろ?

…マ、ママ!

なんで、こんな所で寝てるの?

ねぇ、起きてよ!

木の実食べようよ!

新しい、声出せるようになったんだよ?

ねぇっ!ママ?
 
ねぇっ、ねぇっ!!!

ママッ!!!!

「うわぁぁあぁぁあーん、…ニャー、うぅ…ニャー、…うぇぇえーん」

1人でむなしく、泣いた。
14/11/24 18:38更新 / プラス
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■作者メッセージ
リアルがもっとほしいねw

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