まあるいフォルムで温かい
オーディオから流れるせせらぎの音色よ
私はいつもそれを聴きながら詩を書いている
幸せだな
淀みなく流れる水の音に
時折響く鳥たちのさえずり
空間が瑞々しく開かれてゆくのが見えるよ
言葉もそのようでありたいものだと
私はチョコレートケーキの上の金箔のような
誇りという名の仄かな金箔をこの胸にまぶしてみる
そうして真善美であれ
あるいは日々の何気ないひとコマであれ
何を書こうと、ただ
美しく滑らかな調和へとひた走りたい
あちこちで眠る熊たちを抱く
冬の森の愛らしい静けさよ
清浄なる時を告げる牡丹雪よ
その下で熊たちは丸まってスヤスヤと眠るのだ
その丸みの愛らしさを万の言の葉でなぞれたら
現実にはグガーグガーかもしんないし
身体だってゴツゴツしてるだろう
それでも私の心はまあるいフォルムで温かいのだ
自然界はさながら戦場のようだし
年端の行かない少年少女たちは熾烈な派閥争いに忙しい
一抹の愛を信じたいから、私は詩を書くのかもしれない
表象よ
私はいつもそれを聴きながら詩を書いている
幸せだな
淀みなく流れる水の音に
時折響く鳥たちのさえずり
空間が瑞々しく開かれてゆくのが見えるよ
言葉もそのようでありたいものだと
私はチョコレートケーキの上の金箔のような
誇りという名の仄かな金箔をこの胸にまぶしてみる
そうして真善美であれ
あるいは日々の何気ないひとコマであれ
何を書こうと、ただ
美しく滑らかな調和へとひた走りたい
あちこちで眠る熊たちを抱く
冬の森の愛らしい静けさよ
清浄なる時を告げる牡丹雪よ
その下で熊たちは丸まってスヤスヤと眠るのだ
その丸みの愛らしさを万の言の葉でなぞれたら
現実にはグガーグガーかもしんないし
身体だってゴツゴツしてるだろう
それでも私の心はまあるいフォルムで温かいのだ
自然界はさながら戦場のようだし
年端の行かない少年少女たちは熾烈な派閥争いに忙しい
一抹の愛を信じたいから、私は詩を書くのかもしれない
表象よ