ポエム
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空虚に抗う
部屋で1人ボーッとしてたら、虚しくなるのなんて当たり前だ。それを「人生に満足していない証」と捉えるなんて、大げさもいいところだ。どうかしてる。

よしっ、ここは1つポエムでもしたためよう。とくに書きたいこともないし、むしろ何も書けそうにない感じすら漂っているけれど、そこは力技だ―頭にアンテナを張るようにして、さまざまに思い巡らしつつ、僕は無理にでも文字を起こしていった。

机に向かうこと2時間。長文も含めて9個がボツになった。いま書いてる10個目のこれは、かろうじて小部屋にupするに足るだろう。ごく短くって、詩的でもなんでもない。オチらしいオチもない。

だけど僕は一生懸命手を動かして、たしかに空虚と戦ったんだ。いまはもう、虚しくはない―
23/05/20 15:48更新 / はちみつ



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