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日常のためにこそ詩がある


よし、
確定させよう


詩のために日常がある、
のではなくって、
日常のためにこそ詩があるのだと


だから別に、
実存的な(?)詩なんかを書かなくてもいいし、
今の自分の目一杯を出し続けるだなんて、
そんな風にギラギラしなくたっていい


そう、
風とか、
海とか。


そんなものたちをうんと想像の羽伸ばして描けたらそりゃあ楽しいだろうけれど、
いつもいつもそんなことができるわけもなく、
(↑と、言いますかほぼほぼ出来てない人)


なんてことを、
高市早苗さんの就任挨拶の余韻のさなか、
逆に思う


彼女は奈良出身なんだってそんなことがじんわりとうれしくって、


それはあの慎ましかった佇まいと稲妻のようにリンクして、
彼女が息を継ぐ「間」に古来の青緑の風が吹く


僕はフッと諦念を浮かべ、
この遥か西の地方都市の片隅から、
あなたというフルムーン手前の十三夜を眺めています


あなたのように金色を纏うことはできないけれど、
たとえばそっと触れては流れ去っていったそよ風に、
ささやかな名を授けることはできるから


そんな日々に気づけば漏れるため息を、
胸で抱いてくれる女(ひと)がいれば、
胸の底から満ち足りることができるだろうな、、


それはもちろん、
やさしいため息、




25/10/08 06:54更新 / はちみつ

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