ポエム
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雨宿り記念日


コロコロと連なっていくような愛らしい声色
何気ないアイコンタクトに
置かれた間が
なぜ2秒間だったのか
そんなこんながなんだか不思議で

諸々の余韻ともども
ベッドイン

胸が小さいことも
脚が短いことも
顔がちょっと曲がってることも
残念だなんてまったくもって思わない

昼間散々からかわれたから
今度は僕がやり返す番(!)
こんなにも愛らしい
支配欲ってやつがあったんだね

大の字に横たわる僕らの夜を
小雨が潤してくれる夢を見て
南国の木の家を想う

それは2人の
初めての夜にして
初めての雨宿り記念日

しっとりと美しいあなたを
初めて知ることになる朝の
それは7時間前のこと


…なんて彼女に
出逢えればいいなぁ(笑)



25/08/09 22:54更新 / はちみつ

■作者メッセージ
女性のルックスやプロポーションへの過度なこだわりから、ようやく解放されたかもしれません。いや正確には、可愛らしさとセクシーさとのあいだで揺れていたというのが正しく、つまり可愛いと思えるためのそれらにはなおこだわりがあります。でも、文中にあるように、なんとも不遜なことを言いますが、それらはある程度あればいいという感じにガラリと変わったんです。完璧(!)、だなんて思わなくたっていいのだと。大切なのは話していて心地よいか。それこそが可愛らしさを連れてきてくれる当のものであり8割(!)、あとはオマケみたいなもんなんだと。

そうはいっても若さってやつにはまだまだ惹かれてしまう自分がいたり(苦笑)ただ、だいぶ夢が現実的になってきたかなと思います(笑)

長々と自分語りしてしまい、申し訳ありませんでした(汗)

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