ポエム
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短詩や歌詞への挑戦


厳密に言葉を選択しては
そっと静かに書きつける
その過程はなんだか人に
誠実に相対する時のよう

主に長めの詩を書いてきたけど
半ば本能で書いていた気がする

僕は意識による統制の弱い人だ
長い詩により無意識過剰になり
仕事中に言葉イメージ溢れすぎ
そんな本末転倒の日々もあった

どうせなら凛としていたいから
これからは短い詩に挑戦したい



25/06/07 20:11更新 / はちみつ



談話室

■作者メッセージ
そう言いつつ、またいつか長い詩に戻るかもと、もう今から思っちゃってる程度の決意ではあるんですが(苦笑)、いままで短歌や歌詞めいたものを書いた折りに、かなり頭の使い方が違うなと思っていて、そしてまた自分をシャキッとさせてくれるような、いわゆる襟元を正されるような感覚が気持ちよかったことを思い出して、詩作は詩作でも短詩あるいは歌詞といった、制限が多いゆえに意味を凝縮させなくつはならない詩作に本腰を入れたいと思ったのです。

素朴なものになりましたが、これはそんな決意を詩にしてみたものです。もちろん、字数を合わせたのは意図的なものです(笑)

それから、プロフィールに渾身の抒情詩(笑)を載せたので、よろしければお読みくださるとうれしいです。じつはその作品にて、自分なりに長い詩でできることはすべてやったと思ったからこそ、次は短詩だと、そう思ったことが決定的だったりします。頭のいい人から見たらそれこそ素朴きわまりないものだと思いますが、『ウインクは夏風に乗って星になる』は、僕が胸のうちで大切にしていること(だけ)をそのままに形にできたと、そんな手応えをしかと感じることのできた詩です。

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