ポエム
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憩っちゃってるや

たとえば
陽だまりを見て狂おしいほどに懐かしみたい

多くの事物に乱雑に胸を打たれて
荒野に風が吹くのを見てる

砂漠の真ん中に住まう姫は
哀しげに目を細めつつも 温かい

大きくも小さくもない胸の
痙攣するよに艷やかな身をふんわり絹のドレスに包んで

帷が降りれば幾万の星に
あなたの瞳はひと連なりの夢となる

黒い海が揺れるでしょう

それはあなたが揺らしてるのだと
もちろん僕は知っている

日々の切なる欠片だけ
まるっと汲み出そうとしていたのに

ハハッ
わたし なんだか

途方もなく曖昧な明日にも
憩っちゃってるや

25/05/20 05:45更新 / はちみつ



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