ポエム
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スーパーに行って買い物をするだけで

レシートの裏に買う物をメモして
ポッケに入れてスーパーに向かう

曇天ってこんなに明るかったっけ(?)
と思う
風はなく
ただ静けさが揺蕩っている

開店時間までウォーキングだ

住宅路をノシノシ歩いて健康ポイントを貯める

そうして通り過ぎたスーパーに戻れば
一つ一つ品物をカゴに入れてくだけで満たされる

レジのおばちゃんが「イチゴ3つですね」
「あっ、いや4つですね」
「あっ、ホントですね、ありがとうございます(苦笑)」

そんなささいなやり取りが自分をシャンとさせてくれる

ドアを開けるとすぐ前に茶の猫がいた
店に入ったりしたら大変だろうと思うも
追い払うのは野暮に思いできなかった

住宅路に戻ると
遠く曲がり角に今度は白猫が見えた
歩いていると顔が自然とほころんだ

生きるってたぶん、こういうことだ

それ以上でもそれ以下でもないだろうことが
なんだか途方もない希望に思えた
これからは
悩みもちょっとは減るだろうか(?)

そうは言っても女の子とイチャイチャはしたい

逆に言えば
付け加えるのはそれくらいでいい


25/05/11 10:55更新 / はちみつ



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