スーパーに行って買い物をするだけで
レシートの裏に買う物をメモして
ポッケに入れてスーパーに向かう
曇天ってこんなに明るかったっけ(?)
と思う
風はなく
ただ静けさが揺蕩っている
開店時間までウォーキングだ
と
住宅路をノシノシ歩いて健康ポイントを貯める
そうして通り過ぎたスーパーに戻れば
一つ一つ品物をカゴに入れてくだけで満たされる
レジのおばちゃんが「イチゴ3つですね」
「あっ、いや4つですね」
「あっ、ホントですね、ありがとうございます(苦笑)」
そんなささいなやり取りが自分をシャンとさせてくれる
ドアを開けるとすぐ前に茶の猫がいた
店に入ったりしたら大変だろうと思うも
追い払うのは野暮に思いできなかった
住宅路に戻ると
遠く曲がり角に今度は白猫が見えた
歩いていると顔が自然とほころんだ
生きるってたぶん、こういうことだ
それ以上でもそれ以下でもないだろうことが
なんだか途方もない希望に思えた
これからは
悩みもちょっとは減るだろうか(?)
そうは言っても女の子とイチャイチャはしたい
逆に言えば
付け加えるのはそれくらいでいい