測量士
ちょっとやっかいな状況に足を踏み入れてしまっていて
しかも少し遠くになると霧に覆われて見えない
でもこの状況はとにもかくにも
大元を辿ればすべて自分に発しているらしい
けれどのっぴきらない混乱に呑まれそうな今こそ
胸のうちに澄み渡った草原を浮かべて
ごろろんっ(!)、
って寝っ転がるようなゆとり
持っていたいものだなぁ
明日になればまっさらな自分で
なんて思えりゃそりゃあ1番だけど
実際には
一連なりの過去をないことになんてできなくて
けれど
緑に映える朝露の新しさはほんとうに感じる
起きかけの身体を潤してくれる浄水器越しの水に
ルーティンのイチゴ3つの燃えるよな紅
インスタントコーヒーのささやかな甘味
どこまでが
自分が対処できる範囲なのか
自分が対処すべき範囲なのか
許されるよね
ちょっぴりヒロイックな測量士になっての
淡々とカッコつけてこなしてく線引き
でも、ホントに
自分を省みているのもほんとうだから
どうかそこは信じてほしいです
どうか