ポエム
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測量士

ちょっとやっかいな状況に足を踏み入れてしまっていて
しかも少し遠くになると霧に覆われて見えない
でもこの状況はとにもかくにも
大元を辿ればすべて自分に発しているらしい

けれどのっぴきらない混乱に呑まれそうな今こそ
胸のうちに澄み渡った草原を浮かべて
ごろろんっ(!)、
って寝っ転がるようなゆとり
持っていたいものだなぁ

明日になればまっさらな自分で
なんて思えりゃそりゃあ1番だけど
実際には
一連なりの過去をないことになんてできなくて

けれど
緑に映える朝露の新しさはほんとうに感じる

起きかけの身体を潤してくれる浄水器越しの水に
ルーティンのイチゴ3つの燃えるよな紅
インスタントコーヒーのささやかな甘味

どこまでが
自分が対処できる範囲なのか
自分が対処すべき範囲なのか

許されるよね
ちょっぴりヒロイックな測量士になっての
淡々とカッコつけてこなしてく線引き

でも、ホントに
自分を省みているのもほんとうだから
どうかそこは信じてほしいです

どうか


25/05/06 07:41更新 / はちみつ



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