ほんとうの恋
この恋はほんとうの恋?
だなんて
しかめ面して考えるのはやめ
ちょっと軽く惹かれすぎかも
あの日どうしてだか
まっさきに僕に乾杯してくれた折りから
急速に意識し始めてしまった
偶然の恋
年齢の壁
国籍の壁
いったい僕は君の何を知ってるの
そう思えば笑ってしまいもするけれど
でも恋ってそんなものさと
口笛なんか吹いたりしながら
軽やかにガチに
君へと
君の方角へと
邁進していきたいんだ
それなりに人には囲まれてるけど
君の笑顔はちょっと異次元
ほんとうの温もりの予感
しかと胸に感じられてる
星が綺麗な砂漠の冬に
甘い夢みたいなオアシスを見る
微睡みながらも僕は
寒風に襟を正して凛とする
君の笑顔がそうさせる
君の笑顔が
そうさせてくれる