父へのプレゼント
井筒屋という百貨店に
とある節目を迎える父への
1万5千円ほどのプレゼントを買った
古代エジプトの羊の神様の置き物
ユーモラスでいながら威厳に満ちていて
ほとんど即決のように決めた
店から出ると33℃の大気が僕を迎えて
歩くだけで生気を吸い取られるかのよう
そんななか公園では
お祭りの準備で人々があくせくと動いている
根性のない僕はなんだかちょっと劣等感
でもいいさと、クーラーひんやりバスの中
僕には僕のペースがある
バスから降りるとコンビニに寄って
自分へもご褒美をと
大好きな九州産山菜のおにぎりを購入
部屋でおにぎりを食べ思い馳せていると
なんだか胸がじんとなってきて
大学も途中で辞めたし
おまけに31まで働いてすらいなかった
母親なんかには
"1000万プレゼントしてくれて丁度いいくらい"
と冗談のような本音も頂戴したり(苦笑)
でもそんななかいままで
猛烈社会人から見ればぬるま湯だろうけれども
それでも僕なりにがんばってきた
ホントに
なにより、幸せだった
父は悦んでプレゼント
受け止ってくれるはず
それは他でもなく
「償い」をさせてもらえるということ
過去の過ちを改め真摯に生きる―
そんな「物語」にちょこっとだけ酔うこと
それを自分に許すかのように
実はおにぎりと一緒にチューハイも買っていたのでした
台湾ライチのさわやかな甘味
1%といえどもたしかに感じたよ
*
★参考
「飲酒は少量でも認知症のリスク要因」https://www.carenet.com/news/journal/carenet/44128
「認知症リスクが高い飲酒量、低い飲酒量」https://www.carenet.com/news/general/carenet/43338
「赤ワインの認知症リスクへの影響、男女で逆?」
https://www.carenet.com/news/general/carenet/46347
なんだか変化をつけたくなって、ついさっきスーパーに行って無添加赤ワイン買ってきました(笑)少量なら脳にいいという情報と、ちょっとでもとにかく悪いという情報が錯綜している現状のようですが、赤ワインはいいという研究も多いので、なら赤ワインを少量(アルコール換算6mg)毎晩飲んでいこうかなあと。どうやら悪そうだとなったら、即刻止めるつもりです。