モスをめぐる手紙 ~君へ~
君と夜空を見上げたりするのは、それは素敵なことだとは思う。でも叶うことなら、僕は君とモスで一緒にハンバーガーを食べたいんだ。
サイゼでもドトールでもなくモスってところ、君は分かってくれるかな?ちなみにマクドじゃなくモスなのは、モスのがだいぶ落ち着いてると思うから。じゃあなんでレストランや喫茶じゃなくてモスなのかというと、それはモスがあくまでファストフードのお店だからなんだ。
ファストフード店って、どうしてだか分かんないけど、なんだか気分を上げてくれるところ、あると思わないかい?アゲアゲ、みたいなさ(笑)サイゼもドトールも、やっぱりちょっと落ち着きすぎてる。
僕は君とざっくばらんに語り合いたいんだ。いつもどこか物憂げで儚げで、そんな雰囲気を纏ってる君だからこそ、その亜麻色の瞳が溌剌と煌めくところを想うだけでもう、この胸は悦びと、そして誇らしさで一杯になる。だってそれは、奥ゆかしい君という女(ひと)を快活にさせる力が、この僕にあるという証明になるから(笑)
重い話でゴメンなんだけど、君を見てるとなんだか泣きたくなることがある。誰にでも愛想良くしてるけれど、そのじつ、本当に友達と呼べる人は誰一人いないってこと、僕は知ってるんだ。
それなのにいつも君はなにか、大切な何かを胸にしかと秘めたような眼差しで、澄みながらも深みのあるような眼差しで、そうして作業をしているよね。そんな気高さだとか、自分をしっかり持ってる感じだとかに、僕は猛烈に惹かれてる。でもときどき思うんだー本当はちょっぴり、無理してるんじゃないの?ってさ…
なんてね。ゴメン、つい自分の世界に入り込んじゃった(汗)でもそれこそ、不満の1つや2つあるだろうしさ、ほんとう今度、是非一緒にモスに行こう!そうしてこの世界のやなこと全部、空の果てまで笑い飛ばしてしまおうぜ!
あっ、もちろん、君の素敵な趣味の話も大歓迎だよ。未来の大詩人さん☆♪