ポエム
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百年夏色
胸に絶え間なく寄せてくる
あくなきキミへの想い

もう離れないと波打ち際に
座れば願い叶うのかな

自分愛せない心のまま
夏空の下キミへと流れた

100年経った夏の日も
変わらずその瞳見つめていたい
向日葵のとなり亜麻色の髪
風に哀しく吹かれていたよね


いつしかその笑顔にすべてを委ねて
夏行くキミの蔭になりたい

もう離れないわと夏蔭に
麦わら帽子そっと置いてよ

100年ずっと夏の日を
キミのそばで息していたい 
さみしさ払った強い瞳で
燃える愛の夢を見させて


だからどうか泣かないでと
差し伸べる手掴まなくても
どうかこの想いだけその頬で
夏風とともに感じていて

100年経った夏の日も
変わらずその瞳だけ見つめてる
向日葵のとなり亜麻色の髪
風に優しく吹かれていたよね

優しく優しく、吹かれていたから…
24/02/28 13:43更新 / はちみつ



談話室



■作者メッセージ
https://youtu.be/LzZedtewj2E?si=3pkAn1pBUD6iWvcF

絢香さんの「百年十色」へのオマージュ詩です。出だしから感極まってしまうメロディライン、反則だ(笑)…

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