再起動
スマホに暗幕が垂れているようで寂しかったから
画面のアイコンを、やっぱりもう1度とタップする
すると画面に映し出されたのは
みなが銘々に持ち寄ったオブジェで敷き詰められた小部屋
すべてダンボール包装されていて
タイトルだけが貼ってある
そうだよ、この感覚だよと、胸に懐かしくも新鮮な風
どれから開けようかと、気づけばすごくワクワクしていて
いままでちょっとマンネリ化してたかな
前(上)から順番に義務のように箱を開けていたっけ
といってランダムに開けていけば開け忘れかねない
でも少なくともワクワクだけは忘れたくないね
このタイトルから想像できるオブジェはどんなだろう?
そんな風に一呼吸置くだけでも
そうして姿を現す、確かな1つの作品
放たれる、詰め込まれた想いの数々
切ない愛から軽やかな気取りまで
それは小部屋に灯された抒情の焔
胸に響けばボタン1つで作者へと
届けることのできる「ありがとう」
そうして暇ができたら、やはり義務的にではなく
胸の湧き水をそっと象るように詩を造れたら
渾身のオブジェを造れなくっても
ささやかな感謝の気持ちを形にできたなら
画面のアイコンを、やっぱりもう1度とタップする
すると画面に映し出されたのは
みなが銘々に持ち寄ったオブジェで敷き詰められた小部屋
すべてダンボール包装されていて
タイトルだけが貼ってある
そうだよ、この感覚だよと、胸に懐かしくも新鮮な風
どれから開けようかと、気づけばすごくワクワクしていて
いままでちょっとマンネリ化してたかな
前(上)から順番に義務のように箱を開けていたっけ
といってランダムに開けていけば開け忘れかねない
でも少なくともワクワクだけは忘れたくないね
このタイトルから想像できるオブジェはどんなだろう?
そんな風に一呼吸置くだけでも
そうして姿を現す、確かな1つの作品
放たれる、詰め込まれた想いの数々
切ない愛から軽やかな気取りまで
それは小部屋に灯された抒情の焔
胸に響けばボタン1つで作者へと
届けることのできる「ありがとう」
そうして暇ができたら、やはり義務的にではなく
胸の湧き水をそっと象るように詩を造れたら
渾身のオブジェを造れなくっても
ささやかな感謝の気持ちを形にできたなら