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僕の考える「正しさ」
作品として発表した時点で、それはもう作者の手を離れており、したがって作者のものではあり得ない。それゆえ、書きたいことを書いておいて批判は許さない―なんて態度はあり得ない…

B−REVIEWの室町礼さんという方が、大体そのようなことを仰っしゃっていて、僕は首を大きく頷いたものだった。

もちろん批判者から的を外した批判をされることもあるだろう。しかし作者はなにも、何を言われても黙っていろなどと言われているわけじゃない。そんな折には、それは誤解だと反論すればいいだけのことだと思う。

少なくとも僕は、批判に対して、作者であれ周囲の人であれ、それが作品を「汚している」と捉えるのは間違っていると思う。

もちろん誤解を正すのは端的に面倒くさいし、といって悠然とスルーするのも難しい。そもそも批判されて気持ちのいい人はいない。

けれど、作品を発表するという、良きにつけ悪しきにつけ、なんらかの影響を人に与え得る行為を成した者として、それらは言わば担ってしかるべきコストではないだろうか。
23/10/24 06:42更新 / はちみつ



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