ポエム
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魔女っ子の後ろに乗って



淡雪のような(はずの)未練が
ふっと生ぬるく感じる朝



秋の始めのプラットフォームの
端で早くも冬を抱く



冬枯れの 朝をただ待つ
冬枯れの 冷気に涙 凍らせる朝



20℃の気温にすら極寒の
波止場を思う夏呆けの身よ



出稼ぎ労働者の奥さんの
黒が基調の冬のジャンパー



三日月を 揺らして遊ぶ 魔女っ子の
後ろに乗って 冬空翔けたい



牡丹雪よりも粉雪の似合う
そんな薄幸なキミが好きさ



散ってしまえと涙に言う
アパートに降りて笑顔で別れ




23/10/08 11:11更新 / はちみつ



談話室



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