学校

「星華ー!早く下りてきなさいー!」


え、あ............



今日学校じゃん―――――――!!

幽霊と話してたらもうこんな時間...

もぅ、最悪だよー!!


私は急いで服を着替えておにぎりを食べながら家を出た。


「あ、よく考えたらこんなに急がなくても間に合ったよ...。」

ガックリを肩を落とした。


「まぁ、ドンマイだな。」


「あんたのせいだよっ!って..なんでいるの!?」



「え、いや。学校に行ったらなんかわかるかもーって。」


「誰かに見られたらどうすんの!!」


「え、いy...「星華おっはよ――――――――!!」


驚いて振り向くと親友の真綺がこちらに向かって走っている。


え、ちょっと待ってバレるじゃん。


「星華おはよー!って何なんかあったの?挙動不審にしか見えないんだけど...。」


え、もしかして見えてないの?


「え、見えてないの?」

「え?何が?頭大丈夫?」


よ...よかったぁ。バレなくて...。ってなんで私しか見えないの?


「いや、ごめんなんでもないや。おはよう。真綺。」


「う...うん?おはよう。」

あ、やばい。真綺怪しんでる...。


「あっ!私今日日直だった....!
ごめん。星華。先に行くね。」

真綺は「じゃあ!」と手を振って走っていった。
13/10/05 19:41更新 / 苺瑠。

前編へ 続編へ
TOP 目次
投票 感想 メール登録
まろやか投稿小説 Ver1.53c