物語 2ページ目。


「女の子
いじめるなんて
恥ずかしいんじゃない?♪」


少年がにへへと
笑いながら
刀を構え直した。


体の動きが
早い上に
全く隙がなく
踏み込めない。


こっちは
三日間ろくに
飯を食べていない・・・


まずいな・・・


「隙ありぃ!♪」


素早く踏み込んでくると
正確に横に
斬りかかってきた。


身をよじりつつ
何とかかわし
下がりながら
急所の首のつけねを狙う。


勝負は次の瞬間についた。





14/04/20 23:05更新 / ユーリ
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