一年前 PM7:00 2 


フユキ 「そういう事
     じゃないよ!
     被害妄想やめてよ。」


ミサキ 「うるさい!
     じゃあ、どういう意味よ!
     気にしてるのに!
     もう我慢出来ない!
     フユキのバ・・・」


花火の音が
私の声を遮った。


手の届きそうな位置で
鮮やかな色の光が
宙で舞う。


「綺麗・・・」


と言う言葉しか出てこない。


フユキ 「ちゃんと食べてる?
     ただ・・・心配で。」


花火に釘付けの私の
隣でフユキが呟いた。








14/05/25 11:34更新 / ユーリ

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