物語 1ページ目。
あれは一週間前の
事だ・・・
一週間・・・__
(今ならいけるな。)
それを素早く
胸に入れて
立ち去ろうとした時だった。
「今しまった物を
返しなさい」
見ると16〜18歳位の
高価な着物を着た
綺麗な女と
俺と同い年くらいの
少年がそこに立っていた。
苦夢「何の事だ?」
???「私の目は
ごまかせません。
今すぐ返しなさい。
どんな理由があろうと
悪行を見逃すわけには
まいりません。」
苦夢「ならば・・・殺してやる。」
頭めがけて刀を振る。
しかしもう一人の少年に
阻まれて
金属がぶつかり合う
鈍い音が響いた。
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