事件

は、なんだったんだろう?

と、不思議に思った。


そして、小さな部屋に戻る。

さっき、集めた食べ物を見る。

さつま芋が1つになっていた

多分、走っている時に落としたんだと思う。

全力で走ったからね…

そして、柿は、2つになった

さっき、踏まれたから。

そして、私は、柿と、さつま芋を、ゆっくり食べた。

美味しいなぁ…


トン、トントン
『あーけーてー』

窓の外から声がする

窓を開けると、男の人がいた。

その、男の人は、大きな袋を持っていた

「え…裸!?まぁ、いいや。ちょっと隠れさせて!」

と言って
部屋に入ってきた。

「悪いね!君、名前は?」

…名前?

あ、名前!!

私の名前は
「生間」

「へ〜。…あ、俺、愛斗マナト ってゆーんだ」

愛、斗?

「…名前?」

「そーだよ」

そ、だよ?

名前なのかな?

「愛、斗?」

「何?」

首を横に倒す

反応してる。

名前なんだ…。


…名前って、皆にあるのかな?

じゃぁ、あの女の人にもあるのかな?


「ねぇ、生間…その、裸…、恥ずかしくないの?」

顔を隠す

「目のやり場に困る」

何を言ってるのか、分からない。

でも、なんだか、恥ずかしくなってきた。

何に恥ずかしいのか…

それは、分からないけど、恥ずかしくなってきた…
14/11/30 01:55更新 / プラス
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