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「おはよ〜。今日も元気な音羽だよ〜。」
そう言って教室に入って来たのは真宮小学校6年生、早乙女音羽だった。
「てっ、哀果今日も来るの速いね〜。」
そう学校に1番早く来るのは小早川哀果だ。
「今日も元気だね。音ちゃん。おはよ」
冷めたような口調で挨拶を済ます哀果。
後からぞろぞろと教室に入ってくる6年生。
だが、6年生は5人、5年生は2人だった。

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