勧誘
プール場に入ってきたのは流風が勧誘しに行こうとしていた2人だった。
「女子生徒会長がなんでこんな所に居るの?」
頭に?を浮かべ悩み出す小柄な男。流風はプールへと指を指す。
2人は指を指した方向を見る。目に映ったのはプールを往復する遥だった。
「あれは、男子生徒副会長の相馬遥さん
amp;#10071;」
小柄な男は驚きの顔を浮かべる。
「なんで、副会長プール泳いでんの?」
冷静に判断して質問をする。そして、流風は決心した。
「貴女達に聞いて欲しいことがあります。」
流風は2人に向かってニコッと笑う。小柄な男も流風に向かってニコッと笑う。
「澪君、渚君。2人共水泳部に入部しませんか。」
唐突の言葉に2人共、言葉を失う。でも、渚は「どうして僕達に勧誘を。」と聞き返す。
「貴女達は水泳をやってる体つきをしていますもの。」
ニコッと微笑むと渚は「ははっ」と笑った。
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