好きな人の涙

困るんだよなぁ・・・

俺の目の前で泣きじゃくってる奴を見ながら考えていた

いくら自分の好きな奴に親友が告白するからって
俺に相談するなよ!!
俺前からずっと言ってたじゃねえか

お前のこと好きだって

とにかく泣いてるこいつをなんとかしねえとな

「ナオ、泣くなよ。」

「・・・むりっっ」

「目・・・腫れるぞ??」

「うっさいなぁ!!」

とまぁこんな感じで全然話が進まない・・・

しゃーねぇ・・・

「俺さ・・・
 お前の涙は見たくないんだよな
 だけど・・・。
 泣きたいのはわかるから
 今日は泣けよ!!

 俺・・・。
 お前の事好きだからお前の幸せを応援する!!
 だから、ちゃんとさユキに言えよ!!」

「言っても遅いもん。
 もうユキはナツ君に告った後だもん

 ユウヤのバカッッ!!
 ほっといてよ!!」

ほっといてって言われてもお前が相談してきたんだろ
っとつっこみたかったんだが・・・

「あいつ・・・。
 そうとう落ち込んでるな・・・」

流れに任せるしかないなっと俺は思った
13/10/01 22:01更新 / 爽やかな歌
作者メッセージを読む

前編へ 続編へ
TOP 目次
投票 感想 メール登録
まろやか投稿小説 Ver1.53c