時間旅行
「いや・・・。
あかね・・・か??」
その変なしゃべり方の女は茜と同じ顔だった。
なので、俺は茜が俺を馬鹿にしているとしか思えなかった。
「確かに、私は茜だが・・・。
そういうお前はだれじゃ??」
「いやいやいや、俺だよ!!凛だよ!!」
「凛??知らんぞ。というか、お前のその服は何だ??」
「いやいやいや、お前のその服こそ何だ??」
そいつは不思議そうな顔しやがる。
何なんだ??ここ・・・。
そーいえば、俺死のうとしたんじゃ・・・??
何だそーか!!ここは死んだ後なのか!!
「あの〜。ここって天国か地獄どっちです??」
「は??ここは江戸じゃよ!!」
「東京って事かよ??」 「違う!!ここは江戸じゃ!!」
・・・。
話が合わない??
もしかして!!
「つかぬこと聞きますけど・・・
今って何時代ですか??」
「何時代って、江戸時代だが??」
うそだろ!!
俺、時間旅行した・・・のか??
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