ヤキモチ??
委員会が終わって教室に戻ると、輝がいた。
「あ!!輝。待ってたの??」
「・・・まぁな。」
「ありがとね!!
ちょっと待ってて。帰る用意するよ。」
「ああ。」
すぐ帰る用意をして、
「行こう??」
と言い、丘に二人でめざす。
・・・。
会話がない??
「あのさ、輝??
しょ、小テスト帰ってきたじゃん??
どぉだった??」
「ふつー??」
「そっか。」
・・・沈黙を破るかのように輝が声を出す。
「あのさ!!今日いっしょにいた奴って??」
「今日いっしょにいた奴??
あぁあ!!三上先輩の事??
荷物持ってくれたの!!良い先輩だよねー。」
「・・・前から知り合いだったの??」
「ううん。今日初めてしゃべったよ。
何で??」
「いや、お前が丘に来てるのってあの先輩が好きだからかと・・・。」
「ないない。恋を探すためにあたしは丘に来てるんだよーww」
「そっか・・・。」
それからまた沈黙が続いた。
そしてあたし達はまた夕日を眺めたんだ。
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