自分の気持ち
トイレからでると・・・
いた・・・。
ナナセちゃんがそこに
「ナナセちゃん!!」
「ナオちゃん。質問があるんだけどぉ!!」
こうやって語尾にちっちゃい物をつける女は嫌いだ。
そんなこと考えてるとは知らずに、話をし始めた。
「ナオちゃんってぇ。ユウヤ君の事振ったんだよねぇ??」
あぁもう、ほんとぶりっこだなぁ、こいつ!!
とイライラしながら
「振ったよ。それがどうかした??」
「別にぃ♪じゃぁ、あたしの事応援してくれるぅ??」
「は・・・??」
ついつい声を荒げてしまうあたし。
「だからぁ!!あたしの恋愛を応援しろって事ぉ!!」
それを聞いたときカチンときた。
(なんであんたの応援しなきゃいけないの??
ユキの時は応援するよ??
だって、親友だもん・・・。
だけど、なんであんたみたいな
関係ない奴の応援するのよ
それによりによって相手がユウヤ・・・。)
と思ったが、なんで相手がユウヤだと嫌なんだろか。
「ナオちゃぁん!!どうなのぉ??」
「むり!!」
「・・・どうして」
「ただのクラスメイトを応援する気はない。」
「あたしの好きな人の相手がユウヤ君だから??」
「は・・・??
意味わかんないんだけど」
「ユウヤ君をあたしにとられたくないんでしょぉ??」
つい黙ってしまった・・・。
そういえばなんで、嫌がってるんだろ??
相手がユウヤだから??
でもあたしは振ったんだから!!
「それ以上言ったら、マジでキレるからね!!」
そういってにらみつけてから、トイレを立ち去った。
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