*episode10−登校−
ピピピピピーーーーー
目覚ましの音。
『ん…ふぁー。朝かー』
起き上がり、顔を洗って学校の支度をする。
んーっと、今日の予定はー…
教科書を揃えていると鞄から紙がでてきた。
ん?なんだこれ?
『あーーーーー!!』
あれだあれだ!
下駄箱に入ってた呼び出しの紙?
あの、名前が書いてない怖いやつだ!
思いだしてよかった。
っと。その前に、準備!準備!
そして朝御飯____
ピンポーンピンポーン
インターホンが鳴る。
あーもう来ちゃった。
急ご急ご。
『行ってきまーす』
急いで家を出る。
「桃花 おっはよー!早く学校行こー」
『夕衣〜待たせてゴメンネー』
「大丈夫だよ。いつもの事だから」
そう言って夕衣は笑う。
『ってかね、昨日また紙が入ってたの。今度は下駄箱に!』
昨日の事を話す。
「またーーーーー!?ってか机に入ってたほうのはどうだったの?」
『あーあれは告白?』
「またーーーーーー!?」
告白だよね?違うっけ。?
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