連載小説
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出会い
午前 10時35分
普段の授業が始まっている。
だが、流風はまだプール場にいる。
それは、遥がプールから上がってこないため見張り番だ。
「勧誘どうしようかしら?」
悩むでいるとプール場のドアが開く。入って来たのは男子2組だった。

「あんた。こんな所で何してるの?」
そう質問したのは鮮やかな青色の髪に背が高い男だった。
「では、その質問をあなたにそのままお返しします。」
そう言って微笑むと「ははっ」と笑われる。
「あっ。あなたは女子生徒会長の小早川流風さん。」
背の高い男の後ろからピョコッと出てきて大声出すのは、とても小柄な男だ。
16/11/14 00:26更新 / 三日月
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