無色

多彩に咲く花達の中で
白く黒く咲き誇る花達は
色を無くしたのでなく
自ら咲く色を選んだだけ

多才に輝く人達の中で
爪と牙を隠し生きる私は
魂を無くしたのでなく
自ら歩くべき道を選んだだけ

無色の道を歩くのが
私一人だけだとしても
恥ずかしがらず歩き続ける
それが一番大切な事と信じて


25/04/19 06:26更新 / 憲治
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