雨と泪

土砂降りの雨の中で
傘を閉じるアナタは
泪の流れが雨を超える事など
ないと思って泣いているのでしょう

私の気持ちは雨もアナタの涙も
超える強い決心で傘をさしているの

アナタの声が雨の様に降ろうとも
私は傘を閉じて声を受け入れる事はしない

アナタの想いは雨に濡れる服の様
重いだけで魅力を感じない

だって 私 雨よりも 多く 
アナタの知らない所で泪を流してきたから


25/08/22 07:17更新 / 憲治
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