孤独

孤独の中の喜びは薄くて
透けているみたい

孤独の中の怒りは行き場がなく
渦巻いているみたい

孤独の中の悲しみは果てしなくて
底なしみたい

孤独の中の楽しみは分けられなくて
持て余しているみたい

全て知って孤独を選んだのだから

そんな目をして泪を流しては駄目でしょ

孤独の分だけ自由が存在するのだから


25/03/25 21:03更新 / 憲治
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