至る道。一歩目。獣道
褒めて貰えるなら嬉しい
けど褒められる事なんてない
何かで一番になりたい
自分はここにいると
自分という人間がいると
見せつけたい
認めさせたい
残したい
俺は俺であると
他の誰でもない俺なんだと
俺は俺しかいないんだと
叫びたい。声が枯れても叫び続けたい
届く、まで。
誰かの、誇りになって
したり顔の一つぐらいしなきゃ
人生つまらないままじゃないか!
しかし今日は今日とて相手を叩きのめし
相手から恐怖の瞳で見上げられながら
周りから侮蔑の眼で見下げられる
誰も分かってない。
ただ、胸が熱くて熱くて
カラカラ。
渇くんだよ
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