至る道。一歩目。獣道

褒めて貰えるなら嬉しい

けど褒められる事なんてない

何かで一番になりたい

自分はここにいると

自分という人間がいると

見せつけたい

認めさせたい

残したい

俺は俺であると

他の誰でもない俺なんだと

俺は俺しかいないんだと

叫びたい。声が枯れても叫び続けたい

届く、まで。

誰かの、誇りになって

したり顔の一つぐらいしなきゃ

人生つまらないままじゃないか!

しかし今日は今日とて相手を叩きのめし

相手から恐怖の瞳で見上げられながら

周りから侮蔑の眼で見下げられる

誰も分かってない。

ただ、胸が熱くて熱くて

カラカラ。

渇くんだよ

20/01/08 23:02更新 / 竹之内進
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