白くある為に
一つ二つと踏みしめて
高く高く上って行く
君の温かさに僕の冷たさを知った
今は慰めの言葉なんて要らない
冷えたアスファルト
きっとすぐに慣れるだろう
一つ二つと数え出して
深く深く落ちて行く
何も聞かずそっと背中を押してくれる
今はただそんな優しさだけでいい
アスファルトの冷たさに
確かな体温を感じるだろう
あとは落ちて行くだけ
高さの分だけ深く沈んで
全てをゼロにする様に
白く 白くある為に
25/05/12 17:43更新 /
Xiu
いいね!
感想
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c