glass you
全ての光を乱反射させるあなたは
まるで傷付いた硝子の様に
無垢ゆえに脆く
それゆえに美しい
時に言葉は刃の様に
鈍く輝き
それゆえに危うい
触れれば崩れてしまいそうな程ささくれた
その鋭利な笑顔が深く突き刺さる
「この痛みがあなたの傷みか...」
触れると決めたその瞬間から
傷付くことは覚悟していた
怖くはない
俺には痛みが必要なのです
変わりたいと願うなら
全てはそこから始まって行く
待っています
あなたがこの手を掴む日を
硝子が艶めくその時を
何より輝くその笑顔
25/04/15 21:19更新 /
Xiu
いいね!
感想
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c