君が幸せなら
あれ程近しく感じたことも
今では遠く懐かしく思う
解け掛けた糸を紡ぐ様に
こうして詩うことだけが
唯一の気休めで
でも
それでさえ不確かで
シャボン玉の様に繊細な君は
いつか
消えてしまうんじゃないかって
目まぐるしく行き急ぐ時間の中
募る空白に息もできず
君に再び会える日を指折り数えることに
寂しさを紛らわせながら待っています
僕が君にとってどう在れるか
それが「苦しみ」でしかないのなら
僕は......
僕の願いはただ一つ
君が描く幸せに たとえ僕が居なくても
君が幸せになれる道
それだけでいい
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