〜 うでまくら 〜
私の右腕の中で眠る 君の横顔が
時折 かすかに微笑んでいる
夢でも見ているのだろうか 腕の中で
私の右腕の中で眠る 君の温もり
その温もりが優しさとなって
私に伝わってくる
抱き寄せれば折れそうな 君の身体
悪戯に手を伸ばすと
腕をすり抜け反対を向いてしまう
すぐに引き寄せ元の状態に
君は今も腕の中
石鹸の香りと静かな寝息も心地よい
君は明日で ちょうど 五つ(いつつ)
明日も きっと腕の中
いい夢を見るんだよ
楽しい夢を見るんだよ
24/12/03 19:43更新 /
天網恢恢
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