光れや
窓めがけて落ちる陽光が
ナイフになって散らばった床
いっそ踏み抜いてしまえよ
どうせ影にしかなれないのさ
こんな光にあてられ
狂ったんだ
全部
聞こえなくなったよ
雨の断末魔 風の走る跡
叫ぶ歌だって君の声も僕の声も
怖いものしかないさ
それだって
惰性で動く足が止まらない
息を続けてしまうのだ
19/02/10 17:24更新 /
辻葉冷弧
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