繰り返し

いつかの陽だまりじゃ暖められないほど冷え切った小さな夜

眠い目を擦って傷に塩を塗るのです

夢を見なければ夢から覚めることはない

咲かない花は枯れない

日の明るさを刺すように夜に何度も塩を塗るのです

色が変わるまで何度も。

24/08/28 15:27更新 / 辻葉冷弧
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