あなたはずっと歌っていて、やっぱり何も言えないんだ
白々しい幻に浸っていた
確かに見た覚えのある景色を震えながらなぞるんだ
この次はあの言葉
そしたら君が言う
だから僕はそれを止めた
耳をふさいで
例えばなんて歌なら嘘を吐けたのにな
どうしてなんて今日もごまかせたのにな
半開きの口で繰り返すだけだよ
どうか許してよ
君は僕を泣かないで許す
そんな妄想で酸素を掴むんだ
離したいって言えなくてまた吸いこむ
無責任にいきたいってまた崩れる
繰り返しの毎日が積み上がっていくんだ
高く高く際限無く上に
何もかもあった気がするんだな
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