ヒトなんかじゃない
言葉が偏ったまま回り出して
吐き気と痛みが暖かな気体になって
浮きそうだって衝動が無い物まで奪ってく
耳にも目にも飛び込むのは現実で
信じなけりゃあと思うけど、
自信なんてないからね、
初めっからないのだからね、
自分で押した烙印に、
救われたことの報いだろうか?
今更なこと、
理解っていたんだ、
それでもヒトには言われたくない、
甘えていたのを知るってかい?
震えを嘲笑えよ
誰もが教えを律儀に守って死んでいくんなら
ヒトになんてならなくていい
ヒトになんてなれなくていい
ヒトになんてなりたくもない
壊したっていいじゃないか
私はヒトなんかじゃない!
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