空漠

汚れないTシャツに珈琲をこぼしつづける朝があって
非常口で星を名付けつづける夜があって
眠る前の寂しさがずっと



感傷に浸っていたらサイレンが鳴った。
死と隣り合わせの今を知る。


20/01/03 03:37更新 / 辻葉冷弧
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