雪のおと
口の中で
くれーぷ生地がくしゃり
甘い苺が宇宙みたい
雪の笑顔が酸っぱくて
美味美味
大丈夫
僕は離れません
よろめきながらの整列は
首吊りみたいなものですから
雪
あなたがいないと
しんでしまうから
雪
あなたは完璧
僕はあなたの
のーとからできている
この爪は数学の
この首の皮は社会かな
移した部位はあなたそのもの
あなたの味も
匂いもする
雪
雪
25/11/02 00:46更新 /
細言
作者メッセージを読む
いいね!
感想
TOP
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c